Case study

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焼き菓子の「さくさく食感」改善|湿気対策の提案 

従来のバリアーフィルムでは成し得なかった『圧倒的な湿度バリアー設計』

ラングドシャーの食感の改善事例(湿気対策)乾燥剤を使わずに、サクサク食感を保持!

【導入企業の説明】

洋菓子製造メーカーさま(東京都)

【導入の背景】

従来、ラングドシャー製品において、他社フィルムでは長期保存の際の”湿気”が気になる。との市場クレームが発生しておりました。ただし、設計の条件として中身を見せたい為、アルミ箔構成はNG。透明フィルム構成が前提でのご相談となりました。また、乾燥剤を使わずに作業性の維持とコストUPを抑えたいとのご要望もありました。従来のバリアーフィルムでは成し得なかった『圧倒的な湿度バリアー設計』が必要となりました。

【要望点】

  1. さっくりした食感の保持
  2. コストUPの抑止
  3. 中身が見える包装
  4. ピロー包装機対応

【導入効果】

  • 試作品により湿度90%/40℃の環境で加速試験を繰り返し行った結果、ある設計において、感応試験で他とは違う明確な食感の差が見られました。
  • この特殊フィルムを採用いただき、実際の室温で流通(45日間)した結果、賞味期限の間際まで「さっくりした食感」の保持が可能となりました。
  • 副次効果として風味も向上いたしました
  • 最終的にフィルム設計のみで対応できた為、乾燥剤を追加することなくコストUPも抑止できました!
  • 乾燥剤投入装置がなく、手投入では作業員の増員が必要となる為ネックになっていました。)
  • 包装機械適正も問題なく、ロス率にも影響はありませんでした。

●トップでは品質保持性能、対費用効果、機械適正をトータルで検証してお客様にご満足いただけるものだけをご提案しております

『蛇足ながら・・・』
エアコンを切った状態でのデパートや店舗などの室内環境は、非常に高温多湿となり、店頭の在庫にとって想像以上に過酷な保存状態となる場合がございます。よって想定外の品質問題が起きることがあります。時としてオーバースペックと思われる設計が必要になることもあります。

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