Case study

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シュリンク包装ミシン目入れ装置|開封性+品質向上を実現

ミシン目入れ装置(位置制御機構付)でフィルムの開封を補助

開封性の向上に加えて、製品に傷がつかない工夫で品質も向上

【導入企業】

印刷会社さま(関東)

【導入の背景】

 紙帯で止めた札束状の製品をシュリンク包装して納入していたがユーザーより「開けづらい」「フィルムが破けない」との声があった

【課題】

「シュリンク包装の前」にミシン目加工を入れてみたが、シュリンクのトンネルを通すと熱収縮によりミシン目が広がって破れてしまうものが発生。
また、輸送時に破れてしまう事もあり、美観と品質保持の点から採用に至らなかった。

【当社提案品での再検討】

当社のミシン目装置は「シュリンク包装の後でミシン目を入れる方式」であり、その点に着目されてご依頼を頂きました。
テストの結果、狙った通り美観が良くなり、輸送試験も開封試験も合格を頂きました。

【更に品質向上を目指して】

しかしながら標準機では製品の角にミシン目の当たり傷がわずかに入ってしまい好ましくないとの新しい課題が発生。当社の方式ではどうしてもミシン目の刃が製品に触れる関係で、わずかな接触痕が付く欠点がありました。
そこで、製品の上面に当て板を1枚入れた上、ミシン目も製品の中間部分だけ入れるよう位置制御の機構を追加しました。さらに、ミシン目の開始位置を紙帯の位置と同期させることで製品面には全く傷が付かない対策が出来ました。

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また、常に同じ位置にミシン目が入るように、流れて来る製品をセンタリングする機構も追加、結果として「流れ方向・幅方向」共に同じ位置で、最低限のミシン目で開封性だけ良くする装置を実現しました。

 

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