Users voice株式会社うなぎパイ本舗さま
魅せる工場ですから、演劇のようなもの。主役は倒れてはいけない。
稼働に合った体制があるかどうか。必要なのは、技術力だけではなく対応力です。
- 株式会社うなぎパイ本舗 さま
- https://www.shunkado.co.jp/
浜名湖と遠州灘の豊かな水と自然が育んだ浜松の銘菓、夜のお菓子“うなぎパイ”を製造する株式会社うなぎパイ本舗さまに、トップの対応力などについてお聞きしました。
お客さま
インフォメーション
トップさんとのお付き合いの第一歩
当社では、旧工場から新工場に移るにあたって、パッケージを大幅に変更しました。
その際、ライン化に合わせたパッケージにしたのですが、以前使っていたのは某包装機メーカーのもので、村手さんが包装機メーカーの担当営業で、各方面にプレゼンをしていただきました。
仕様を決める中でラベラー部分は他社もいろいろありましたが、トップさんの提案が一番当社に即したものでした。それで、その提案にガラッと変えちゃったわけです。それがお付き合いの第一歩でした。
当時包装機メーカーの担当営業だった村手さんにうちのライン全体を手がけていただいて、その中で気の遣い方、対応力などが、私とも波長が合いまして、非常にスムーズにラインを立ち上げられました。
そういう中で、村手さんがトップさんに入社され、細かなものまで対応いただき、現在は取引商品も多種多様になってきています。
新しいものに挑戦、スピードと機動力が大きな魅力
トップさんは、いろいろ提案してくれる中で、提案以外のことにもさまざまな対応をしてくれます。
我々も困ったことがあると、すぐトップさんに「世の中にこういうもの、ない?」と問い合わせてみると、だいたいそれに近い形の提案をしてくれます。だからとても助かっていますし、世の中にはこんなものがあるんだなと気付き、そのアイデアや発想は他社とは違うと感じます。
確かに包装機械屋さんも、包装資材屋さんも、得意な分野についてはいろいろ提案してくれます。でも、ちょっと分野がはずれると、「いやあ、本職じゃないのでわかりません…。」となるのが普通です。
我々(お菓子業界)も他の業界のことを言われてもわかりませんが…、でもトップさんは新しいものにいつも挑戦しているようで、幅広く商売されているなと感じます。トップさんは対応力、アイデア、それから瞬発力がありますね。
それと、営業にも機動力がある。これは社長が機動力のある人だからこそ、社員全員に伝わっているのではないかと思います。
金額だけではない、対応力、アイデア、瞬発力が決め手
金額だけでいけば、安いところもありましたよ。だけど、金額だけでは怖くて…。
結局は設計図とか、仕様書とか見ても、我々の考えているところとずれたりしていて…、他社を採用しなかったのです。金額だけではない部分があるわけですよ。
これからはサービスとか、技術とか、要はお客さまに対して何ができるかが一番大事だと思います。
我々もそうですが、ずっと同じお菓子を作り続けていて、パッケージ一つとっても「開けやすくしよう」とか、「ごみにならないように工夫しよう」とか、新しいパッケージに替えていきたいと思っています。
急には替えられないかもしれませんが、うなぎパイだけではなく他の商品でも、そういった配慮で発展させていこうかなと思っていますが、ある程度は業者の方からも提案があればと思います。
「いまこういうのを考えているんだけど」と言えば、持ってきてくれる業者の方はいるのですが、なかなかトップさんみたいに押し売りしてくる業者は少ない(笑)。でもそれは、いろいろなことがわかっているからだと思います。
私たちの仕事をよく見てくれている
いま、10本入りの“ミニ”という商品があるのですが、これを手作業で梱包しています。
しかし、人間だから数え間違いもあります。重量選別機もあるのですが、うなぎパイは重かったり軽かったり、選別が難しいのです。とすると、11本入っている分にはお客さまは何も言われませんが、9本ではいけない。でも9本のパッケージが出てしまう時があります。
そうした中、トップさんから提案いただいたのは現状の作業形態をみて、5本ずつの仕切りを設けたらどうか、と。先々は機械化になるのでしょうが、要は、うちの仕事をよく見てくれているんですよ。工場の中に入るケースも多いから、作業者の声もよく聞いて、こうやったらいいのでは?ということをアドバイスしてくれます。
単純に機械化すればいいのですが、値段が高いじゃないですか。数万円程度の投資で作業効率が上がるという提案を持ってきてくれるのです。ですから、メーカーに頼まなくてもトップさんに頼めばよいというケースが増えています。
ラベルがないとか、ラベルの間違いとか、例えば賞味期限が一年間違っていましたとかなど、間違ったら大変な問題となり、いまは新聞沙汰になってしまう恐れもあり、食品業界は戦々恐々としています。
売れれば売れるほど、名前が上がれば上がるほど、リスクは大きくなります。少なからず人の口に入るものですから、一度起きてしまうと、ブランドを取り戻すのに何十年かかるわけです。
こういったリスクも考えて、ラインのプランニングをお任せできるのはトップさんかなと思っています。